鎌倉鎧兜づくり教室

鎌倉鎧兜づくり教室

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平成22年(2010年)に結成した「鎌倉もののふ隊」は、鎌倉時代の武士の装いで鎌倉で開催される様様なイベントに参加しています。平成26年(2014年)から鎌倉時代にこだわった甲冑(鎧兜)をつくるワークショップを鎌倉もののふ隊のサークル活動の一環として鎌倉武士体験処 深沢砦(湘南ボウル2階)にて開催してきました。
ご自身の甲冑づくりをはじめ、お子さまの健やかな成長を願って手づくりしたり、親子でのふれあいづくり、おじいちゃまおばあちゃまがお孫さまのために手づくりされるなど、鎌倉の歴史に触れながら世代を超えて語りあい、鎌倉という歴史あるまちの絆をさらにつなげていく大切な空間をつくっていきたいと思っています。

令和3年(2021年)1月現在、95名の方が教室に参加しています。宮城・仙台・福島・群馬・埼玉・千葉・東京・名古屋・大阪など遠方から参加して製作している方もいます。

鎌倉鎧兜づくり教室(サークル)

参加費は1回1,000円

鎌倉武士体験処 深沢砦(湘南ボウル2階)にて開催している鎌倉甲冑(鎧兜)づくりは、1回1,000円で参加できます(材料費は別途)。
開催は原則的に
平日は、水曜日・木曜日。時間は19:00から21:00の2時間、
土日祝日は、土曜日・日曜日・祝日。時間はイベントなどに重ならない場合は10:00から18:00、時間内であれば入退室自由です。

※基本は上記の開催ですが、別日に開催を希望される方は応相談です。
※上記以外の開催時間を希望される方は相談ください。
※開催曜日であってもイベントと重なるなどの理由により開催しない場合があります。
※鎌倉武士体験処 深沢砦(湘南ボウル2階)の住所は、神奈川県鎌倉市常盤18湘南ボウル2階です。
※出張での指導も行っています。出張の場合は1回(1時間)3,500円+交通費+材料費となります。
※甲冑(鎧兜)以外の付属品は別売りとなります。

材料費
衣装(衣裳)
材料費
大鎧 税込22,275~47,630円
胴丸 税込11,110~31,570円
腹巻 税込8,525~24,805円
腹当 税込6,710~18,810円
税込14,520~17,105円



大鎧をつくる流れ

大鎧をつくる上での選択肢
1)材料を何にするか A.樹脂でつくる B.紙でつくる C.革や鉄でつくる
2)小札か切付札か A.切付札でつくる B.小札でつくる  
3)孔を空けるか A.全て自力で空ける
(最大30,000孔)
B.孔空き板を購入 C.小札を購入
4)塗装するか A.塗装しない B.塗装する(樹脂) C.膠や漆を塗る
5)韋所をどうするか A.持ち込む
(着物の帯など)
B.絵韋(布)を購入する C.絵韋(皮)を購入する
6)絲の色をどうするか A.通常色(12色) B.特注色  
7)菱縫をどうするか A.赤絲(鎌倉後期以降) B.赤韋(鎌倉後期以前)  
8)房をつけるか A.房をつけない B.房をつける(購入) C.房をつける(持込)


通常プランは全てAになります。

<<素材について>>
本物の大鎧(出土した鎧)の主な材料は革です。ただし加工や保存のしやすさやコストの側面から手に入りやすく革に近い素材の樹脂を代用しています。革や鉄を希望される方はご自身で材料を調達いただきます。
出土した大鎧の小札は、1,000~2,000枚用いられています。一枚交ぜ・鉄交ぜ・鉄革交ぜなどと称されるように鉄札が用いられていますが、出土した大鎧の鉄札の割合は1~10%程度です。
小桜韋縅鎧(菅田天神社所蔵)は小札2,066枚のうち鉄札は225枚。
焼失して鉄部分だけ残った避来矢鎧(唐沢山神社所蔵)は残ったのはたった24枚の鉄札。焼失してしまったため革札が何枚だったか分かりませんが、小桜韋黄返縅鎧(厳島神社所蔵)の小札の総数は1,080枚と遺物のなかでは最少で、避来矢鎧(唐沢山神社所蔵)は小札の大きさからするとそれ以上の枚数が用いられていたと推定されます。

<<孔空けについて>>
小札1枚には13~14の孔が空いています。小札でつくる場合の孔空け数は最大で30,000孔程度です。切付札でつくる場合はおよそ5,000孔程度です。
孔空けにはパンチ・ポンチ・ボール盤などを用いて空けていきますが手作業のなかでは最も負担の大きい作業になりますので、工場で孔を空けた「孔空き板」を販売しています。

<<塗装について>>
本来であれば革札や鉄札に漆を塗って固くしていきます。ただし素材と同じように加工や保管あるいはコストの側面から、黒い樹脂を用いているため塗装は省いています。
塗装する場合には防カビ防錆の一般的な塗料を代用していますが、塗装はご自宅でのみ行っていただいています。

<<韋所について>>
絵韋と称される韋所は、弦走韋や冠板などをはじめ大鎧の各所に用いられています。古代からある文様や絵を再現して布か皮にプリントして販売していますので、購入可能です。
通常は持込となっていますので、着物の帯や生地屋の生地などが代用されることが一般的です。

平安時代の鎧兜などについてのあれこれ

(1)鎧に鉄が使われなくなった時期
(2)大鎧は日本史上最も軽い鎧
(3)出土した平安時代前期の大鎧
(4)出土した平安時代後期の大鎧(前編)
(5)出土した平安時代後期の大鎧(後編)
(6)小札の大きさは時代によって異なる
(7)大鎧を構成する小札はほとんどが革
(8)平安初期に細かった縅毛は平安後期に太くなり鎌倉前期に細くなる
(9)平安時代の菱縫はほとんどが赤韋
(10)胴(腰)の裾拡がりについて
(11)元々両方とも栴檀板だった
(12)平安時代後期に前後草摺の四段が出現する
(13)死に装束としての鮮やかさ
(14)出土した兜について
(15)兜のしころは錣ではなく
(16)兜の鍬形について
(17)平安時代の絵韋についてのあれこれ
(18)平安時代の籠手についてのあれこれ
(19)平安時代の烏帽子についてのあれこれ
(20)平安時代の貫(毛沓)についてのあれこれ

鎧兜(甲冑)を完成させた生徒さんたち


























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