鎌倉四大古鐘(鎌倉三名鐘)

鎌倉四大古鐘(鎌倉三名鐘)

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建長寺、円覚寺、常楽寺の3寺にある梵鐘を「鎌倉三名鐘」といい、さらに長谷寺の梵鐘をあわせて「鎌倉四大古鐘」といいます。


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建長寺梵鐘

建長7年(1255年)に物部重光が鋳造
建長寺の梵鐘は、建長7年(1255年)に関東の鋳物師筆頭物部重光によって鋳造されました。建長寺開基の北條時頼が大旦那、開山の蘭渓道隆が銘文を撰しています。
総高208.8cm、口径124.3cmで、平安時代の作風を踏襲しています。建長寺創建当時の貴重な遺品です。昭和28年(1953年)11月14日に円覚寺梵鐘とともに国宝に指定されました。
建長寺の梵鐘は、山門(三門)横の鐘楼に吊されています。関東一美しい梵鐘として知られ、音色が人の泣き声に似ているということから「夜泣き鐘」とも呼ばれています。

円覚寺梵鐘

正安3年(1301年)に物部国光が鋳造
円覚寺の梵鐘は、正安3年(1301年)の刻銘のあるもので「洪鐘」と呼ばれています。
大旦那は9代執権の北條貞時、鋳物師は物部国光、銘文は西澗子曇が撰しています。
総高259.4cm、口径142cmで、鎌倉時代の代表的な形態を表しています(鎌倉で最大の梵鐘です)。昭和28年(1953年)11月14日、建長寺梵鐘とともに国宝に指定されました。

常楽寺梵鐘

常楽寺の梵鐘は、鎌倉市内最古のもので宝治2年(1248年)に鋳造。
高さは131.2cm、口径68.0cmとなっています。現在は鎌倉国宝館に寄託されています。展示については「鎌倉国宝館の公式ホームページ」をご参照ください。床に置いた状態で展示されている場合には普段あまり見ることのできない龍頭の部分もじっくり見ることができます。

長谷寺梵鐘

長谷寺の梵鐘は、「文永元年(1264年)甲子7月15日新長谷寺」の銘文があり、鎌倉市内で常楽寺・建長寺に次いで古い梵鐘です。鎌倉三名鐘には数えられませんが、鎌倉四大古鐘の1つに数えられています。
現在は宝物館に収蔵されていて、鐘楼に吊るされているものは新しく鋳造されたものです。
梵鐘の銘文の「新長谷寺」は、大和国(奈良県)の長谷寺を模したもので、創建当時から東国における「長谷観音信仰」の拠点としての役割を担っていました。


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